toChicSavoir ~フランス語~

~整理して理解する~

【フランス語】否定表現(négation)

フランス語における基本的な否定表現は、動詞を「ne」と「pas」で挟むことで作られます。

基本的な「〜ない」に加えて「まだ〜ない」や「全く〜ない」といった表現も可能なのですが、「ne」と「pas」に単語を加える場合や、「pas」の代わりに別の語を使う場合などがあり、紛らわしいです。今回はそんな表現をまとめました。

「ne」と「pas」に単語を加える場合

「pas」の代わりに別の語を使う場合

少し複雑ですが、使いこなせるととても便利です🤭



 

【フランス語】adverbe(副詞)の作り方

副詞は、なくても大丈夫なことが多いとはいえ、表現を豊かにするためにはにとっても重要です🤭

以下の図では、形容詞を元にして副詞を作る考え方を整理しました。

adverbe(副詞)の作り方

副詞は語尾が「~ment」っぽいな、という印象があるかと思いますが、実は「~amment」のものと「~emment」のものもあります。これは元となる形容詞の語尾に準ずるものです。

上記の図では、元となる形容詞のタイプごとに、副詞の作り方(変換方法)を記載しています。

整数による変化/活用が多いフランス語ですが、副詞は常に変わらない形なのでありがたいですね🤭

 

【フランス語】〜って言ってたよ、の表現(discours indirect)

こんな場合に使います

ある日、リスがあなたに言いました。

 リス:Je vais bien. (いい感じ!)

あなたは、リスの言っていたことを王様に報告しなくてはいけません。

 私:Il(リス) a dit que~. (リスが〜って言ってたよ)

ここで、「que」の後にリスの言っていたことを繋げたいところですが、リスが言っていた通りの時制を使うことはできません。

具体的には、以下のように動詞の時制を変えてあげる必要があります🤭

「リス」のように自身が主体となって話すことを「discours direct」

「私」のように他者が言っていた内容を話すことを「discours indirect」といいます。

〜って言ってたよ、の表現

リスの言っていた「Je vais bien.」は、動詞「aller」の現在形(présent)ですので、「私」が言い直す時には、半過去(imparfait)に変換してあげます。

と言うわけで、「私」はこのように言うことができます。

 Il(リス) a dit qu'il allait bien. 

これを聞いた王様も、当然この図のルールを理解していますので、リスは現在形を使って話していた、と分かってくれるのです🤭

 

注意①:このルールを適用する必要があるのは、過去に聞いた内容を伝える時のみです。「リスがいまこう言ってるよ」といいたい場合には、時制の変化は必要ありません。

 

注意②:以下のように、リスが言っていた内容をそのまま再生するように伝えることも可能です。この際にも、時制の変化は必要ありません。

  Il a dit: "je vais bien."

 

 

【フランス語】直接/間接目的語(COD/COI)の棲み分けを整理!②

直接/間接目的語(COD/COI)の棲み分けを整理!

前回の記事では、上記の図を簡単に説明しました。

今回は、より詳しいポイントである3つの★の箇所について記載します🤭

★1:indéfini:「en」

前置詞を必要としない動詞の場合はCODを使いますが、目的語が不定(数量表現)の場合、「en」を使う必要があります。

Elle a bu de la bière: Elle en a bu.

John écoute un CD: John en écoute un.

Sophie voudrait recevoir beaucoup de fleurs: Sophie voudrait en recevoir beaucoup.

Hélène a commandé des vêtements: Hélène en a commandé.

これら↑の例にもあるように、以下のような数量表現が「en」による言い換えの対象になります。

「en」の対象/ CODの対象

★2:verbes exceptionelles:「à + tonique」

★3:verbe → où?:「y」

暫時更新します🤭

【フランス語】直接/間接目的語(COD/COI)の棲み分けを整理!①

直接/間接目的語(COD/COI)の棲み分けを整理!

対象の表現が図内のどこに当たるかを考えることで、使うべきもの(CODかCOIか、yかenか、、、)が分かります🤭

大まかに、以下の順番で考えましょう。

 ①その動詞は前置詞を必要とするか?

 ②その前置詞は「à」か、「de」か、「それ以外(autres)」か?

 ③その目的語は「人(qn)」か、「モノ(qc)」か?

例を使って詳しく見ていきます。

 Lèa téléphone à ses amis . (Lèaは友達に電話する。)

  対象の動詞「téléphoner」は、目的語「ses amis」に、前置詞「à」を介してつながっています。

  このことから、上記の①〜③に当てはめると以下のようになります。

   ①動詞:「téléphoner」は前置詞を必要とする

   ②前置詞:「à」

   ③目的語:「ses amis」は「人(qn)」

  よって、以下の矢印の箇所に対応する、つまりCOIの対象だとわかり、以下のように言い換えが可能になります🤭

 Lèa leur téléphone .

考える順番と図の対応

 

それでは同様に、図内の各項目を見ていきましょう🤭

以下でもこの色分けを使っていきます。

 ・ téléphoner:対象の動詞

 ・ ses amis:目的語(言い換え対象)

 

以下の点については、別の記事を作成する予定です。一旦気にしないでください🤭

 ・COD/COIの置き場所、順番

 ・図内3つの★について

verbes sans préposition:COD

 J'ai fermé mes livres et je les range dans mon cortable.

verbes avec préposition

 →前置詞が「à」

  ➡︎目的語が「人(qn)」:COI

   Elle regerde son bébé et lui sourit.

  ➡︎目的語が「モノ(qc)」:「y」

   Je suis allé au théâtre hier: J'y suis allé hier.

 →前置詞が「de」

  ➡︎目的語が「人(qn)」:「de + tonique」

   A: Vous moquez-vous de Louis

   B: Oui, je me moque de lui

  ➡︎目的語が「モノ(qc)」:「en」

   J'ai raconté mon secret à ma mère et elle en a parlé à tout le monde.

   Ils sont arrivés des Etats-Unis: Ils en sont arrivés.

   Nous avons besoin de manger quelque shose: Nous en avons besoin.

 →前置詞が「à/de以外」:「préposion + tonique」

 

暫時更新します🤭