toChicSavoir ~フランス語~

~整理して理解する~

【フランス語】〜って言ってたよ、の表現(discours indirect)

こんな場合に使います

 

ある日、リスがあなたに言いました。

 リス:Je vais bien. (いい感じ!)

あなたは、リスの言っていたことを王様に報告しなくてはいけません。

 私:Il(リス) a dit que~. (リスが〜って言ってたよ)

ここで、「que」の後にリスの言っていたことを繋げたいところですが、リスが言っていた通りの時制を使うことはできません。

具体的には、以下のように動詞の時制を変えてあげる必要があります🤭

「リス」のように自身が主体となって話すことを「discours direct」

「私」のように他者が言っていた内容を話すことを「discours indirect」といいます。

〜って言ってたよ、の表現

リスの言っていた「Je vais bien.」は、動詞「aller」の現在形(présent)ですので、「私」が言い直す時には、半過去(imparfait)に変換してあげます。

と言うわけで、「私」はこのように言うことができます。

 Il(リス) a dit qu'il allait bien. 

これを聞いた王様も、当然この図のルールを理解していますので、リスは現在形を使って話していた、と分かってくれるのです🤭

 

注意①:このルールを適用する必要があるのは、過去に聞いた内容を伝える時のみです。「リスがいまこう言ってるよ」といいたい場合には、時制の変化は必要ありません。

 

注意②:以下のように、リスが言っていた内容をそのまま再生するように伝えることも可能です。この際にも、時制の変化は必要ありません。

  Il a dit: "je vais bien."