猫のカップルが現れて、自己紹介をしてくれました。
猫ちゃん♂:「Je suis un petit chat.」
猫ちゃん♀:「Je suis une petite chatte.」
どちらも「小さな(petit(e))」猫ちゃんなのに、綴りが違うのはどうしてだろう?
形容詞は、修飾する名詞の性数によって、語尾を変化させる必要があるのです🤭
基本
男性/単数系を原型として、女性系にするには「e」を、複数形にするには「s」を、女性/複数形にするには両方の「es」を加えてあげます。
(元々「e」で終わる形容詞(「adorable」など)を女性系に変化させる際は、2つ目の「e」をつける必要はありません。)
少し違うけどよくあるパターン
特徴的な変化をする部分を矢印で示しています。
「~al」で終わる形容詞
男性/ 複数形は「~aux」となります。「s」をつけるのが綴り的に気持ち悪い時に、代わりに「x」を使っているような印象です。
例:des gens locaux. (地元の人たち)
「~eux」で終わる形容詞
「~al」で終わる形容詞の男性/複数形を作る際に、「x」を使いました。
男性/単数系がもともと「~eux」で終わっている場合、男性/複数形にも同じものを使いまわします。
女性系を作る場合には、「~euse」とします。基本ルール通り「~euxe」にしてしまうと、ちょっと変な感じがしますね。
「~tif」で終わる形容詞
「positive(ポジティブ)」など、聞き覚えのある発音はフランス語においては女性系の発音となります。男性系では「positif(ポジティフ)」です!
「~er」で終わる形容詞
これも、女性系を作る際に注意が必要です。基本ルール通り「~ere」としてしまうと、綴り及び発音のルール的におかしくなってしまうので、アクサンをつけてあげるのです。